クアルトリクス
Qualtrics(クアルトリクス)は、米国のワシントン州シアトルおよびユタ州プロボに共同本社を置き、体験管理プラットフォームを提供する米国の企業である。2002年にスコット・M・スミス、ライアン・スミス、ジャレッド・スミス、スチュアート・オーギルによって設立された。
クアルトリクスは2017年3月より、クラウドベースのサブスクリプション型顧客体験(CX)、従業員体験(EX)管理ソフトウェアプラットフォームを提供している。同社のソフトウェアは、学術分野でアンケート調査に広く利用されている。2012年以降は企業顧客向けの事業に主軸を移し、2025年時点では、データ収集とエージェント型AIの活用に注力している。
2018年11月11日、クアルトリクスがSAPに80億米ドルで買収されることが発表され、2019年1月23日に買収が完了した 。その後、クアルトリクスは2021年1月28日にナスダックに上場した。2023年3月には、プライベートエクイティファームのSilver Lakeが率いる投資家グループが、同社を再び非公開化することに合意した。2023年6月28日には、Silver Lakeとその共同投資家、およびCPP Investmentsがクアルトリクスの発行済株式を100%取得したことが発表された。
歴史
クアルトリクスは、2002年にユタ州プロボで、スコット・M・スミス、ライアン・スミス、ジャレッド・スミス、スチュアート・オーギルによって設立された。
資金調達と評価額
2012年、クアルトリクスはSequoia CapitalとAccelから7,000万米ドルのシリーズA投資を受けた。これは、両社による過去最大規模の共同投資(本記事作成時点)であった。2014年9月には、Insight Partnersの主導により、1億5,000万米ドルのシリーズB資金調達を実施した。この資金調達は、ユタ州に本社を置く企業としては過去最高額であり、企業評価額は10億米ドルに達した。
IPO申請
2018年10月19日、クアルトリクスはクラスB株の新規株式公開(IPO)による総額2億米ドルの資金調達を目的として、S-1登録届出書を提出した。当時、同社は世界中で9,000社の顧客を擁していた。同社はナスダックへの上場を目指しており、ティッカーシンボルは主力の体験管理製品であるQualtrics XM Platformにちなんだ「XM」となる見通しであった。
しかし、2018年11月にSAP(NYSE:SAP)による買収が発表され、IPO計画は中止された。
買収